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ミネラルの抗酸化作用と含んでいる食品 [これだけは知っておきたい抗酸化物質]

すべてのミネラルは抗酸化物質になりえるが、体の中でつくることができるミネラルは一つもないので(ビタミンはつくれるものがいくつかある)みな食事によって摂らなくてはならない。
ミネラルが最適のバランスで体に供給されることの重要性は、いくら強調してもしすぎることはない。
ビタミンはミネラルの助けなしには、うまく吸収されないし活用されないのだ。
主要なフリーラジカル補促者のミネラルは、セレンと亜鉛である。


 【セレン】
ビタミンEと相乗的に働き、お互いの効果を高めあう。
癌予防に重要な栄養素で、とくに放射線や発癌性の化学物質によるダメージを防ぐ。
感染時に抗体反応を高め、脳卒中の原因となる血栓が出来るのを防ぐ。
関節炎の腫れや痛みを減らす。

 ~セレンを含んでいる食品~
魚介類、腎臓(めふん、マメ)、レバー、小麦胚芽、ふすま、まぐろ、玉ねぎ、トマト、ブロッコリー、にんにく、玄米、三分づき米


 【亜鉛】
風邪とたたかう強い戦士。
とくに高齢者の場合、感染とたたかうT細胞を増加させて免疫力を高める。
黄班変性による視力の喪失を遅らせる助けをし、前立腺肥大や前立腺癌を予防する助けもする。

 ~亜鉛Cを含んでいる食品~
肉、レバー、魚介類(特にカキ)、小麦胚芽、ビール酵母、かぼちゃの種、卵、脱脂粉乳、マスタード

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ビタミンの抗酸化作用と含んでいる食品 [これだけは知っておきたい抗酸化物質]

抗酸化物質として作用する主要なビタミンはビタミンA、ビタミンC、そしてビタミンEである。


 【ビタミンA】
強力で重要なフリーラジカルの補促者。
ビタミンA(特にその前駆体であるアルファ・カロチンとベータカロチン)は、発癌物質を破壊して多種類の癌を予防することが明らかにされている。

 ~ビタミンAを含んでいる食品~
魚の肝油、レバー、人参、濃い緑黄色野菜、黄色野菜、卵、ミルク、乳製品、黄色の果物



 【ビタミンC】
この水溶性の驚異的な働き者は、抗酸化物質の中の抗酸化物質と呼んでもいいだろう。
自分が抗酸化物質として働くだけでなく、体の中にあるたくさんの種類の抗酸化物質の働きを助けるからだ。
ビタミンCは、体内で発癌性を持つニトロソアミンができるのを阻止する。
多くのタイプの癌のリスクを下げる。
生命維持に不可欠な免疫細胞の活性を高める。
LDLコレステロールの危険な酸化を防ぐ。
あなたが心臓発作に見舞われる可能性を減らす。

 ~ビタミンCを含んでいる食品~
柑橘類、ベリー類、緑色葉野菜、トマト、ネットメロン、カリフラワー、じゃがいも、ピーマン


 【ビタミンE】
脂溶性のフリーラジカル戦士で、細胞膜と、その脂質を含んでいる組織を守る。
白内障を予防する助けとなり、体の免疫対応を強化し、多くのタイプの癌を防ぎ、致命的な心臓発作のリスクを顕著に減らすことが分かっている。

 ~ビタミンEを含んでいる食品~
小麦胚芽、大豆、植物油、ナッツ、芽キャベツ、葉野菜、ほうれん草、強化小麦粉、小麦全粒粉、精製していない穀類、卵

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イソフラボンの抗酸化症と含んでいる食品 [これだけは知っておきたい抗酸化物質]

大豆その他の豆類に含まれている植物栄養素で、フラボノイドの一種である。
体内でホルモン様の化合物の植物エストロゲンに転換されホルモン依存症の癌(と、それ以外の癌)の進行を抑える。
イソフラボンはまた、血中総コレステロール値を下げ、高すぎる血中中性脂肪値を下げて心臓病を防ぐ助けをする(閉経後の女性のほてりも予防する。
イソフラボンにはいくつかの種類があるが、もっともよく知られているのはゲニステインとダイゼインである。

 【ゲニステイン】
癌細胞に栄養を送る血管が新しくつくられるのを防ぐ働きをして、癌細胞が広がるのを抑える助けをする。
乳癌と前立腺癌のリスクを下げる。

 ~ゲニステインを含んでいる食品~
ゲニステインは大豆にしか含まれていない。
豆腐、納豆、豆乳、大豆の煮豆、煎り豆、大豆の自家製もやし、ゆば、きな粉、味噌などに含まれている。



 【ダイゼイン】
ゲニステインと一緒に作用して腫瘍の成長を促す酵素の働きを抑える。
エストロゲン(女性ホルモン)の強力な作用を抑えて乳癌を予防したい女性にはとくにお勧めだ。
血中アルコール値を下げて、二日酔いを軽くする働きもある。

 ~ダイゼインを含んでいる食品~
ゲニステイン同様、大豆に含まれている。
ダイゼインは葛根にも含まれている。
葛根には二日酔いを予防する働きと、アルコールの欲求を減らす働きのあることが確かめられている。

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フラボノイドの作用と含んでいる食品 [これだけは知っておきたい抗酸化物質]

フラボノイドは抗酸化作用のある植物化学物質で野菜、果物、穀類、植物の葉、樹皮に含まれている水溶性の色素である。
(植物学的に活性のあるフラボノイドはバイオフラボノイドと呼ばれている。)
フラボノイドには多くのタイプがあり、植物によって含有する濃度も異なっている。
あるフラボノイドはビタミンCやEの50倍の抗酸化力があるし、赤いぶどうの皮に含まれているフラボノイドは、人のLDLコレステロールの酸化を防ぐ力がビタミンEの1,000倍以上である。

 【カテキン】
ポリフェノール、フラボノイドの仲間で抗生物質に耐性のあるブドウ球菌族(感染すると死に至ることもある)の成長を抑えることが分かっている。
高コレステロール食を摂っている人の血中コレステロール値を正常な範囲に維持するのを助け、虫歯や歯周病を予防する助けもする。
DNAの損傷を防いで胃癌、肺癌の発症率を下げる助けをする強い証拠が示されているし、動脈硬化の始まりを遅らせるという証拠も示されている。

 ~カテキンを含んでいる食品~
緑茶に高濃度で含まれている
ぶどう、グレープフルーツジュース、ワインにも多く含まれている


 【リザベラトロール】
血栓の形成と悪玉のLDLコレステロールの酸化を抑えることで、心臓病と脳卒中のリスクを下げることが複数の研究で明らかにされている。
また、癌細胞がつくられるのを妨げたり、悪性の細胞を正常な細胞に戻す働きも確かめられている。

 ~リザベラトロールを含んでいる食品~
ブドウの皮や種子に含まれている。
赤いぶどうの皮の濃い紫色の元になっている色素。


 【プロアントシアニジン類(PACs)とアントシアニジン】
オリゴメリック・プロアントシアニジンと呼ばれることもある。その場合の略称はOPCs。
血管を守る働きが強く、全身(とくに軟組織、腱、靱帯、骨)のコラーゲンも強化してしっかり結びつける。
その働きによって全身の腺と臓器への血行が脆くなっている状態には治癒的に働くし、骨粗しょう症を防ぐ働きをする。
アスリートやフィットネス狂にもよい働きをしてくれる。
激しい運動は組織中に水分を生み出すが、PACは水溶性の抗酸化物質なので、水分中のフリーラジカルを無害化することができるからだ。

 ~PACを含んでいる食品~
主としてぶどうの種子と海岸松の樹皮から抽出されている。
樹皮や果物・野菜の皮や種子、食用にしない茎や葉など、通常捨てられている部分に含まれている。


■ビタミンC + ローズヒップ&バイオフラボノイド(タイムリリース/ウィルスに負けないための栄養補給


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カロチノイドの作用と含んでいる食品 [これだけは知っておきたい抗酸化物質]

カロチノイドは強力な植物化学物質で、抗酸化作用をもった物質であり、強い抗癌作用がある。
カロチノイドは脂溶性の色素で、オレンジ、黄、赤、緑の果物や野菜に含まれていて、植物を太陽の紫外線から守り、危険なフリーラジカルの育成を防ぎ、環境からもたらされる発癌物質を無害化している。

*脂溶性~水に溶けにくく油に溶けやすい性質
*フリーラジカルの代表=活性酸素

【アルファカロチン】
体内で必要に応じてビタミンAに転換される。
動物実験では強力な抗腫瘍効果が認められており、皮膚、目、肝臓、肺の組織をフリーラジカルによる損傷から守る働きはベータカロチンの10倍強力。

~アルファカロチンを含んでいる食品~
最高の供給源となるのは加熱調理した人参とかぼちゃ。



【ベータ・カロチン】
体が必要となったときにのみビタミンAに転換され、それ以外は抗酸化物質として働く。
ベータ・カロチンがフリーラジカルの生成を抑えて癌予防に重要な役割を果たすことは複数の研究が明らかにしている。
加えて免疫系を強化し、動脈硬化、心臓発作、脳卒中のリスクを下げ、白内障になるのを防ぐことが分かっている。

~ベータ・カロチンを含んでいる食品~
色の鮮やかな果物と野菜に多く含まれている。
あんず、さつまいも、ブロッコリー、ネットメロン、かぼちゃ、人参、マンゴー、桃、ほうれん草など。



【リコピン】
プロビタミンA活性のない(体の中で必要に応じてビタミンAに転換されることがない)カロチノイドで、抗酸化力はベータ・カロチンよりもはるかに強い。
リコピンは果物や野菜に赤い色素を与えている色素で、多くのタイプの癌細胞の成長を抑える作用が認められている。
リコピンの血中濃度は年をとるにつれて低下する。

~リコピンを含んでいる食品~
トマト、西瓜、ピンクグレープフルーツなどに含まれているが、脂溶性の色素なので、加熱調理でオリーブオイルなど少量の油と混じりあわないと体に良く吸収されない。


【ルテイン】
体の中でビタミンAに転換されないが、強力な抗酸化物質。
とくに目を保護する働きが強く、有害な紫外線によるフリーラジカルを無害化して、65歳以上の人の最も一般的な失明の原因となっている黄班変性の発症を遅らせることが分かっている。
*黄班変症=視界がゆがんだり欠損して見える目の病気

~ルテインを含んでいる食品~
ほうれん草、ケール(青汁)、かんらん(キャベツ)に豊富に含まれており、こういう緑色野菜を毎日たっぷり食べている人はサプリメントで摂る必要はない。


【ゼアキサンチン】
黄班変性をひきおこすフリーラジカルから目を守る。

~ゼアキサンチンを含んでいる食品~
せり、クレソン、ふだん草、チコリ、ほうれん草、オクラ、ビートの葉


■マルチカロテノイド(カロチノイド)


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植物化学物質って何? [これだけは知っておきたい抗酸化物質]

植物には健康を増進する栄養素である植物栄養素(ファイトニュートリエント)とも呼ばれる天然の化学物質、植物化学物質が含まれている。
それは果物、野菜、穀類、豆類に色や風味を与えている物質で、病気から守ってくれる働きをする。
その植物化学物質は植物の免疫システムを形成している。
強力な抗酸化物質で、心臓病、糖尿病、高血圧、骨粗しょう症、肺疾患、癌を含む多くの病気を防ぐ効果が明らかにされている。

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抗酸化物質の使命 [これだけは知っておきたい抗酸化物質]

抗酸化物質があなたにしてくれること

・老化のプロセスを遅らせる
・血中コレステロール値を下げる
・動脈硬化のリスクを下げる
・心臓病と脳卒中を防ぐ助けをする
・あらゆる種類のがんのリスクを下げる
・アルツハイマー病の進行を遅らせる助けをする
・腫瘍の成長を抑える助けをする
・発癌物質を体が解毒するのを助ける
・視力を失わせる病気の黄班変性を防いで目を守る
・喫煙によるダメージから体を守る助けをする
・喘息、気管支炎、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)を防ぐ助けをする
・環境汚染物質から守ってくれる

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