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フラボノイドの作用と含んでいる食品 [これだけは知っておきたい抗酸化物質]

フラボノイドは抗酸化作用のある植物化学物質で野菜、果物、穀類、植物の葉、樹皮に含まれている水溶性の色素である。
(植物学的に活性のあるフラボノイドはバイオフラボノイドと呼ばれている。)
フラボノイドには多くのタイプがあり、植物によって含有する濃度も異なっている。
あるフラボノイドはビタミンCやEの50倍の抗酸化力があるし、赤いぶどうの皮に含まれているフラボノイドは、人のLDLコレステロールの酸化を防ぐ力がビタミンEの1,000倍以上である。

 【カテキン】
ポリフェノール、フラボノイドの仲間で抗生物質に耐性のあるブドウ球菌族(感染すると死に至ることもある)の成長を抑えることが分かっている。
高コレステロール食を摂っている人の血中コレステロール値を正常な範囲に維持するのを助け、虫歯や歯周病を予防する助けもする。
DNAの損傷を防いで胃癌、肺癌の発症率を下げる助けをする強い証拠が示されているし、動脈硬化の始まりを遅らせるという証拠も示されている。

 ~カテキンを含んでいる食品~
緑茶に高濃度で含まれている
ぶどう、グレープフルーツジュース、ワインにも多く含まれている


 【リザベラトロール】
血栓の形成と悪玉のLDLコレステロールの酸化を抑えることで、心臓病と脳卒中のリスクを下げることが複数の研究で明らかにされている。
また、癌細胞がつくられるのを妨げたり、悪性の細胞を正常な細胞に戻す働きも確かめられている。

 ~リザベラトロールを含んでいる食品~
ブドウの皮や種子に含まれている。
赤いぶどうの皮の濃い紫色の元になっている色素。


 【プロアントシアニジン類(PACs)とアントシアニジン】
オリゴメリック・プロアントシアニジンと呼ばれることもある。その場合の略称はOPCs。
血管を守る働きが強く、全身(とくに軟組織、腱、靱帯、骨)のコラーゲンも強化してしっかり結びつける。
その働きによって全身の腺と臓器への血行が脆くなっている状態には治癒的に働くし、骨粗しょう症を防ぐ働きをする。
アスリートやフィットネス狂にもよい働きをしてくれる。
激しい運動は組織中に水分を生み出すが、PACは水溶性の抗酸化物質なので、水分中のフリーラジカルを無害化することができるからだ。

 ~PACを含んでいる食品~
主としてぶどうの種子と海岸松の樹皮から抽出されている。
樹皮や果物・野菜の皮や種子、食用にしない茎や葉など、通常捨てられている部分に含まれている。


■ビタミンC + ローズヒップ&バイオフラボノイド(タイムリリース/ウィルスに負けないための栄養補給


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MATO


いつまでも何かを待ってるだけで未来は変わらんだろjk。今のままの人生に満足してるのか?

ちょっとは行動してみる気、ある?
QOL(Quality of Life)上げたいなら試してみれば
http://wics-zb.nippon.charitie.info/wics-zb/
by MATO (2011-04-01 21:28) 

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