健康なペットにするための抗酸化物質～１

犬も猫も人間と同じくらい（人間以上ではないにしても）抗酸化物質を必要としている。
考えていただきたい。
彼らは身長が低いので、人間よりも床や芝生の化学物質を高濃度で吸い込みやすいのだ。
自分でグルーミングする習性も毒に接したり口に入れたりする危険性を高めるし、首輪にもノミよけの化学物質処理がなされている。
散歩中に公園や道路で不健康な“スナック”を拾い食いすることもある。

　【ビタミンＣ】
犬や猫は自分の体の中でビタミンＣを作ることができるが、病気を予防したり顕著な健康上の恩恵を得るのに十分な量ではない。
あなたのペットにこの強力な抗酸化物質をサプリメントで与えることで、癌を予防し、免疫システムを後押しし、傷の治りを早め、アレルギーを軽減し、膀胱炎を予防・治療する助けができる。
ビタミンＣはまた正常な骨の形成に重要であり、心臓病を予防する助けとなる。

　【ビタミンＡ】
犬と猫ではビタミンＡの代謝は異なっているが働きは同じで、フリーラジカルの害から守り、免疫力を高め、成長を促進し、皮膚を健康にして毛並みを良くし、妊よう性（受胎脳）を高め、視力を良くし、膀胱、呼吸器、その他の感染を予防する助けとなる。
猫は犬や人間と違ってベータカロチンをビタミンＡに転換することができないので、レチノール（動物性たんぱく質に含まれているビタミンＡ）のかたちでビタミンＡを摂る必要がある。
キャットフードのラベルを見てその点を確かめ、硝酸ナトリウム（ビタミンＡの排泄を促進しビタミンＡを激減させる）の入っていない製品を選ぶべきだ。
ビタミンＡの深刻な欠乏症の疑いがない限り、猫にはビタミンＡをサプリメントでは与えない方がよい。
（猫の小さな肝臓ではサプリメントで与えたビタミンＡは長く保つので、猫の通常の食事に含まれているビタミンＡの25％以上の量は与えないこと。）

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